はじめて働く事務所だから
「はじめて働く事務所だから」
いろんな会計事務所がありますが、はじめて働く会計事務所は本当にしっかり選んでください。
下記のポイントに該当する方は、青山パートナーズがあなたの探している職場かもしれません。
- 事務所全体の業務だけでなく、自分が本当に経験できる仕事で選びたい
- やはり研修制度はしっかりしている方がいい
- 証券化や医療、相続など、はじめから特殊分野に特化するつもりはない
- 会計事務所に入ったのにいきなり記帳代行先への出向なんていやだ
- 何年勤めても同じお客様しか担当できず成長できないのは困る
- 自分が作成した申告書はきちんと上司にチェックして欲しい
- 小規模事業者だけでなく、上場会社や大規模法人にも関与してみたい
- 自分の担当先の税務調査には直接立ち会ってみたい
- 仕事をしながら税理士試験に合格した実績のある事務所がいい
募集要項
募集内容・待遇の詳細はこちらです!→「募集要項」
先輩よりメッセージ
平成29年12月入社
本間 千明(千葉県出身)
青山パートナーズを選んだきっかけは?
東京だけでもこんなにたくさんの会計事務所があってどれが自分に合う事務所なのか分からない。それぞれ何が違うのだろう。
入社を考え始めた頃の私はそう思っていました。ぼんやり求人誌を眺めれば視線は数字に吸い寄せられていて、勤務時間や給与といった条件だけを決め手としてしまうのは今後自分が多くの時間を過ごす場所なのにあまりに切ないなと感じました。
そこで求人誌を閉じ、自分がどのように働けたら嬉しいか、どんな風に過ごせたら心地良く前向きに取り組めるか考えました。
私の場合は、自分のペースで焦らず基本的な事柄を一つ一つ身に着けたい。今はまだどの分野に興味を持つか分からないから、広く興味のある事柄に触れてのびのびと挑戦していきたい。というものでした。
それを実現するためには、人に恵まれたアットホームな環境で未経験の人を育てていく雰囲気があって欲しいと第一に思いました。
また一つの分野に特化していない事務所が適していると考えました。
まず自分が事務所に何を望んでいるかを明確にしたことで、それを満たしているAPに辿り着くまでにそう時間は掛りませんでした。
入社してみて入社前の印象と違うところはありましたか?
多少なりとも入社前のイメージと現実にはギャップがあるだろう、と私も思っていましたが何も無かったことにとても驚きました。
APのHPをよく読んで決めたという理由もありますがイメージがそのままだったということは新しく入る人にとっては何より安心できる瞬間だと思います。
強いて言うのであれば、ありのままを許される・受け止めてもらえることの多さです。これは良い意味での印象の変化でした。
学生や受験専念の期間を終え入社するとなるとこれからは厳しいことが待っているような、仕事なら無理することも必要だろうという先入観が私にはありました。
入社の日から、ゆっくりでいいよ。出来るところまででいいよ。そんな言葉をかけて頂く度に、自分の肩に力が入っていることさえ周りの皆さんには手に取るようによく分かっているのだと気付いて安心したことを覚えています。
無理してできる限り速くしようと空回りをするよりも、今自分に出来ることを落ち着いて確実にやった方がいい、と認識を新たにしました。
入社前に不安なことはありましたか?また、実際に入社してみてどうでしたか?
「やっぱり入ってみないとわからないからね。」
事務所選びのヒントは?と尋ねてみると必ずと言っていいほど結びに使われる言葉です。
自分の希望をもとに選んだAPであっても、やはり現実を見る前は何もかも不安だと入社の日の朝思いました。特に私は大学四年次に入社を考えていたため実務はおろかビジネスマナーもままならないかもしれない、と不安がひとしおでした。
いざ入社してからは自分が入社動機として描いていたイメージを実際に体感して安心することの連続でした。
業務範囲が広いことはもちろん確かですが、やはり人と関わることで感じるものが大きかったです。
私が入社したタイミングでは私一人だったため、その後すぐに始まる新人研修は一対一の個別指導でした。
インストラクターは一定以上のランクのスタッフに担当して頂きます。
私の歩幅に合わせて噛み砕いてお話してくれていること、緊張がほぐれるよう雑談を交えてくれること、そんな気遣いを感じて心が温まるとともに感謝の気持ちでいっぱいになりました。遠い存在だったAPのスタッフが新人研修を通して、個人でのやり取りを交わす機会により身近に感じられて心がほぐれる助けとなってくれました。
年代が近いお姉さんとは、ブラザーシスター制度を利用して食事に出掛けることがあります。
これは部署の壁がないAPでは、唯一直属の上司がいないため、精神面で頼れる存在を作るべくペアになった先輩スタッフと、事務所から補助をもらって食事に行くことができる制度です。
その席では、仕事をしていて普段感じることや将来のことを真剣に話したり、APスタッフの意外な一面や過去にあった出来事を聞いて笑いが止まらなくなったり、プライベートも含め色々な話をします。
入社の日からいつも同じ目線で話を聞いてくれて、本当にお世話になっている先輩です。
入社後今までの事務所生活について聞かせて下さい。
新人研修で基本的な会計ソフトの操作方法を学び、まずはそれを用いて記帳をすることから始まりました。
入力作業は会計の土台となる作業として現在は幾つかのクライアントを担当しています。少しずつ以前よりスムーズに打てるようになってきました。
普段の業務としては入力と共に他のスタッフの作業をお手伝いすることも多いです。
コピーやファイルの作成など事務作業をすることや、届出や申告書など税務に関することをちょっと背伸びして挑戦してみることもあります。
お手伝いをすることは依頼された方のお仕事をとても近い場所で見られる機会であり、実際に手を動かして教わることができるので研修とはまた違った学びの場だなと日々感じます。
月に一度はパートナーと一緒に成長支援のコンサルティングに参加します。
私は飲食業を営むクライアントを担当し、新メニューや販売促進の方法から税金の「ぜ」の字もまだ出てこない経営のお話をしています。
普段とはまた違った話の新鮮さにわくわくしながら、今何ができるのだろう、と出来る限り頭を働かせています。
クライアントと対面できる機会を頂けることはとても嬉しかったです。
記帳でも申告書でも成果物を届ける先のクライアントの存在を実感することで、自分が作っているものが人の手に渡るものだということを再認識できるからです。
近年では人工知能が税理士の職を脅かすのではという懸念の声もありますが、パートナーの言葉に励まされもっと頑張ってみようと奮起するクライアントを見ていると、人の相談に乗ることはパターンを覚えさせた有能な機械にできる単なる事務処理ではないのだ、と考えさせられます。
これからの時代も人は相談事があればまず信頼できる人に相談をし、人間味が感じられるような、心に寄り添った安心感を求めるのではないかと思います。
私も人の話を聞くことや相談に乗ることが好きでそれを仕事にしたいと考えたのでこういった業務にこれからも携わっていきたいです。
リクルートをしている求職者の方にアドバイスはありますか
在学中から入社を決めたと話すと、よくなぜそんなに早く?と尋ねられます。
それは自分の視野を広げたくなったからです。大学の単位を3年次に取り終え、私は数か月の受験専念生活を送りました。
毎日机に向かい、安定した時間を確保して馴染んだ人と会話をする。そんな生活もとても尊い時間でした。
しかし私にとっては税理士を単なる資格ではなく職業だと認識したい、という思いが湧き、実際に今後税理士を職業としたらどんな景色が待っているか見に行くことにしました。焦って入社しなくてもいいのでは、と言って頂くこともありました。
何を選べば正解だということはないと思います。
焦って資格を取らなくても良いという考えもあります。
もちろん時間を自分が最も大切にするのであれば専念が適していると考えますし、週5日フルタイムでなくてもアシスタントとして週3日働きながらやってみようと柔軟に選択してみることも一つです。
ぜひリクルート中の方にも何を選ぶべきか見えなくなってしまった時には、自分が何を求めているのかを掘り下げて頂きたいと思います。
事務所選びは確かに入ってみないと分からないのかもしれませんし、直感や肌感覚を信じること、労働条件を確認することも大切です。それに加え決め手となるものを自分の中で見つけることにより、きっと採用面接の場でご自身についてお話しする言葉には個性が光り、芯が通るのではないかと思います。